2020年1月14日
安全祈願祭
令和2年1月6日 今年も当地黒崎の八坂神社において、安全祈願祭を執り行わせていただきました。社員一同、無事故無災害を誓い令和をスタートしました。また、高山営業所におきましても、飛騨一之宮水無神社にて同日行わせていただいております。
八坂神社
この八坂神社は、建久7年(1196)に創建された由緒ある神社であり、宮司の松尾様が取りまとめたお話をその都度聞かせていただいておりますのでここに披露させていただきます。
八坂神社 【黒崎】 御祭神:素戔鳴尊、天照大神、応神天皇、神功皇后、大入杵命
建久7年(1196)3月15日創建
大治年間(平安時代後期)に藤原顕長(勧修寺流 藤原氏)が越中の国司となった時、一族の宮道氏が目代として越中に赴任した。その中の一人宮道七郎蜷川親直公がこの地に居を構え、蜷川荘をはじめ越中各所の荘園開拓に従事された。当時の蜷川の地は、蜷貝の生息する沼沢も多く、葦葭も高く茂り、騎馬上薙ぎながら入所せられたと伝えられている。その後、源頼朝が挙兵の際、石橋山の戦いの功により、頼朝より自身の荘園として安堵された。親直公晩年の建久7年(1196)3月15日、荘園の総鎮守として、領内の疫病・厄難封じを念願し、代々崇敬していた京都の祇園社を勧請され、翌年の建久8年8月28日に没せられた。令和元年、同町内で鎌倉後期から室町時代にかけての蜷川氏に関係する遺構(館跡・井戸跡)が発見され、古絵図「蜷川館跡之図」(金沢市立玉川図書館蔵)の北側に見える「屋敷跡」と伝わる遺構との関連が推測される。